2009/03/12

アメリカが隠し続ける金融危機の真実

※ 今日読み終えた本 ※
著者:ベンジャミン フルフォード
出版:青春出版社
2009年1月 5日第 1刷
2009年2月25日第 8刷
書名:アメリカが隠し続ける金融危機の真実

実は、先週の日曜日(3月8日)に読み終えた。
著者は、テレビに出ているが、名前と顔が一致していなかった。

題名にふさわしい、リポートとだと思った。
「金融」ということで、やはり資本家は誰か、ということになるだろうし、
だれがどういう操作・操りをしているのか、ということに興味があった。
西欧史の本も必要になるのか、とも思われる内容であり、
日本人だと書き表せない見方が出来ていると思う。
68年頃の学生運動で「ブルジョアジー」と言う言葉が良くつかわれたが、
この本の中では使用はされていないが、これを見失うと表舞台の
プレイヤーに戸惑うことが書かれていると理解した。
この本と、日高さんの本を繋げると、これからのアメリカのみならず、
世界の動きが見えてきた印象を受けた。
サブプライムの問題の現象で目先の現象に振り回させられ、
それをマスコミといいう思想統制のツールを使い、操りを受けている実態を
うまく表現していると思う。
嘆いてもしかたがないが、我祖国の日本の行き先が心配でならない。
優秀な官僚が多いとは言われているが、政治も貧弱だし、
お役所仕事の官僚が増えていることも、寂しいことである。
優秀な官僚の政策に期待をしたい。

不幸を選択したアメリカ

※ 今日読み終えた本 ※
著者:日高 義樹
出版:PHP研究所
2009年2月12日第1版第 1刷発行
2009年2月27日第1版第 2刷発行
書名:不幸を選択したアメリカ

実は、先週の日曜日(3月8日)に読み終えた。
著者は、昔からNHKの特派員報告でテレビに出ていたので、知っていた。
最近は、東京12チャンネルの番組に出ているので、時々見ていた。
もう、米国に40年暮しているという。
題名にふさわしい本、リポートとだと思った。
米人が持つ「国家」観は本当に、自分の駐在経験からも実感したことだった。
その国家観が変わろうとしており、そこにオバマの登場があったという。
「選挙戦に勝ったこと以外に何の経験もなく、指導力もない」との苦評ともいえる客観評価に苦笑した。
また、国家には3つの機能があり、1:食料管理 2:暴力(警察・軍隊) 3:情報管理(宗教・教育)
このバランスある指導力をもった統率が肝要とのことであった。
アメリカの強みはこの3つを全世界に通用させる指導力と理解した。
そこに大切なキーワードは『経験』であり、この経験がオバマには無い、ということであった。
誠に面白い展開をしている本であった。

2009/03/06

トヨタ・ショック

※ 今日読み終えた本 ※
編著:井上久男・伊藤博敏
出版:講談社
2009年2月20日第 1刷発行
書名:トヨタ・ショック

今朝から夕方までに読み終えてしまった。
読み終えての感動は無かった。
題名にふさわしい本、リポートとは思う。
超黒字から赤字転落への企業として驚きを世間に与えたことも事実だ。
北米での拡大が、足を引っ張った、とのこであった。
トヨタ銀行と言われた企業も金融の荒波に飲み込まれているようでもある。
特に、北米での自動車ローンも足を引っ張っているとのこである。
北米勤務の時、トヨタ・ファイナンスの世話になった経験があるが、これが足を引っ張ったいるらしい。
負のスパイラルに我家も巻き込まれているが、早く抜け出しをしたい。
今まで語られていることが整理されている本ではあるが、感動は無かった。

脳にいいことだけやりなさい!

※ 今日読んだ本 ※
著者:マーシー・シャイモフ
訳者:茂木健一郎
出版: 三笠書房
2008年11月25日第 1刷発行
2008年12月27日第12刷発行
書名: 脳にいいことだけたりなさい

読み終わった訳ではないが、読んでさわやかさを感じた。
宗教家の本を読んでいる気にもなったし、
心理学の本を読んでいる気にもなった。
気に入った箇所は、下記である。(セドナメソッドの2つの前提)
①考えや感情は、真実でもなkればあなたの一部でもない。
②そういった考えは切り離すことが出来る。

何と言っても、「感謝」を忘れてはいけない、ということであった。
本当にそう思う。
肩が凝らない本だった。