今日読み終えた本：中南米が日本を追い抜く日

二週間かけてこの本を読み終えた。

著者は、石田　博士。

正直、面白かった。

何故かと言えば、

１．中南米のことは殆ど知らない

２．北米勤務の時、隣町がメキシコで、中米の入り口に関わった

３．最近、中南米のインフレが話題になっていない

４．三河地区のみならず、本州には沢山の中南米からの出稼ぎ者がいる

５．この著者が朝日新聞の現役のサンパウロ支局長である

６．内容は、三菱商事の中南米駐在者のレポートに基づいている

ということである。

大手マスコミが、日本を代表する巨大企業の情報・内情を

自伝風に本にして書いていることが驚きであった。

しかしながら、「書かされている」という印象は無かった。

自分の海外勤務経験と大きく変わらないことにも親密感があった。

肩が凝らなくて、近況を判り易く教えてくれる本と思った。